【ブルーベリーと紅茶のカップシフォンケーキ】簡単ふわふわ!レシピ
ブルーベリーが旬を迎える時期におすすめの紅茶スイーツをご紹介します。ふわふわのシフォン生地にたっぷりとブルーベリーを加えた、見た目も可愛い簡単レシピです。
今回はカップケーキの紙型で焼き上げるので、焼成時間も短く、シフォンケーキ型をお持ちでない方も気軽にお作りいただけます。
1人用サイズでティータイムのお供にもぴったり!可愛くラッピングしてプレゼントにしても喜ばれますね。
ブルーベリーと紅茶のカップシフォンケーキ:レシピ
ふわふわで口どけのよい紅茶シフォン生地に、ブルーベリーの果肉がプチっとはじけてジューシーな味わいが広がります。
カップケーキ型で小さく焼くシフォンケーキなので、ちょっとスイーツが食べたいなというときにもおすすめのレシピです。
材料
[カップケーキ型6個分/所要時間:約40分]
- 卵黄/2個分
- グラニュー糖/16g
- お湯(60℃)/25cc
- サラダ油/25g
- 薄力粉/45g
- linkteaアールグレイ/ティーバッグ1個
- 卵白/2個分
- グラニュー糖/35g
- 塩/ひとつまみ
- ブルーベリー/60g
作り方
- 卵を割り、卵黄と卵白に分ける。卵白のボウルに塩ひとつまみ加えて、冷蔵庫に入れておく。ティーバッグから茶葉を取り出し、ミルなどで細かく粉砕しておく。ブルーベリーはよく洗って水気をふいておく。
- 卵黄を入れたボウルにグラニュー糖16gを加えて泡立て器でよく混ぜる。お湯、サラダ油を加えて都度よく混ぜ合わせる。粉砕した茶葉を加えて混ぜる。
- 分量内の薄力粉を少量ブルーベリーにふりかけ全体にまぶしておく。残りの薄力粉は②のボウルに加えてよく混ぜておく。
- メレンゲを作る。冷蔵庫に入れておいた卵白のボウルにグラニュー糖35g中1/3量を加えて、ハンドミキサーで泡立てる。白っぽくなりボリュームが出てきたら残りのグラニュー糖半量を加えてさらに泡立てる。さらにボリュームが出たら残りのグラニュー糖を加えて泡立てる。ツヤがありしっかりとしたメレンゲになったら出来上がり。
- メレンゲの1/3量を③のボウルに入れて、泡立て器で生地をなじませるようにしっかり混ぜ合わせる(泡が消えても大丈夫です)。残りのメレンゲを加えゴムベラに持ち替え、今度は泡をつぶさないよう優しく混ぜ合わせる。途中でブルーベリーを加えて全体にさっくりと混ぜ合わせる。
- カップケーキ型に6等分に生地を流し、170℃に予熱したオーブンで25分焼成する。
オーブンから取り出したら、少し高い位置から落としてショックを与え焼き縮みを防ぐ。ケーキクーラーにのせて冷ます。
POINT
- 生地に加える茶葉は、アールグレイの他にストロベリーティーや秋摘み紅茶もおすすめです。
- 冷凍のブルーベリーでも代用可能です。その際は薄力粉をまぶし、生地に混ぜる直前まで冷凍庫に入れておき凍ったまま加えてください。
- シフォンケーキ型で焼きたい場合は、15㎝でお試しください。
このスイーツと一緒に飲みたいおすすめlinktea紅茶3選!
ブルーベリーと紅茶のカップシフォンケーキに合う、おすすめlinktea紅茶をご紹介します。ぜひ紅茶選びの際に参考にしてみてくださいね。
ストロベリーティー
ドライストロベリーやローズヒップなどのハーブを加えた「ストロベリーティー」は、同じベリー系であるブルーベリーを使ったお菓子とも非常に相性が良いです。
甘酸っぱくフルーティーな香りや味わいがプラスされ、どちらの美味しさも引き立ちます。
秋摘み紅茶
上品な酸味のあるフルーツを使ったお菓子には、渋味が少ない紅茶と合わせるのがおすすめです。
秋摘み紅茶は茶葉本来の甘みがあり、まろやかな味わいが特徴的です。ブルーベリーの繊細な味ともバランスが良いので、紅茶選びに迷ったらおすすめしたい一杯です。
レモングラスティー
ネパール産のレモングラスにレモンマートルやみかんピールなどを加えた爽やかなハーブブレンドティー。
柑橘系のほろ苦く酸っぱい香りが、繊細なシフォンケーキ生地ともよく合います。暑い季節はさっぱりアイスティーもおすすめです。
シフォンケーキってどんなお菓子?
ふわふわの食感ときめ細やかな舌触りが特徴的なシフォンケーキですが、いつどこで生まれたスイーツかご存じですか?その発祥の国は意外にもアメリカなんです。
1930年代にカリフォルニアに住むハリー・ベーカー氏が、卵白だけを使って作るエンジェルフードケーキをアレンジして作ったのが始まりといわれています。
その絹のような口どけとふわふわの食感から「シフォンケーキ」と名づけられ、またたく間に人気のスイーツとなりました。
今では全世界で愛されるスイーツのひとつになっていますが、考案者のハリー・ベーカー氏は20年もの間、レシピを一切公開していなかったため謎多きスイーツとしても有名だったそうです。
シフォンケーキにサラダ油を使う理由
シフォンケーキのレシピは様々ありますが、材料の油脂にほとんどがサラダ油(液体油脂)が使われています。
スポンジケーキなどはバターを使いますが、何故シフォンケーキはサラダ油を使うのでしょうか?
サラダ油のように常温で液体状の油脂は、小麦粉のグルテンの働きを抑える働きがあります。そのため、生地が硬くならずふんわりと柔らかい食感に焼き上げることができます。
もちろんバターを使ってもシフォンケーキは焼けますが、シフォンケーキ特有の軽やかな食感を出すにはやはりサラダ油がおすすめです。
なぜシフォンケーキ型は真ん中に穴が空いているの?
ホールのシフォンケーキには真ん中に穴が空いている型を使います。この穴にはシフォンケーキの美味しさを作るための秘密があります。
シフォンケーキ型は他のケーキ型に比べて背が高く、真ん中に穴があいていないとオーブンの熱源から遠い生地の中心部にまでしっかりと熱が届きにくくなります。
ふんわりとした生地に焼き上げるため、型の真ん中に穴が空いているんですね。また焼き上がった後に生地を冷ますときにも穴に瓶をさして逆さまにするときにも重宝します。
ちなみに今回のように生地が少ないカップケーキ型などは、穴なしでもちゃんと中心まで熱が通るので安心してくださいね。
ブルーベリーと紅茶のシフォンでゆったりティータイムを
絹のような軽やかさと口どけが楽しめるシフォンケーキ。優しい味わいのスイーツは紅茶との相性も抜群です。
おひとり様サイズで焼いたシフォンケーキは、ティータイムはもちろん朝食、おやつ、ちょっとしたプレゼントにもおすすめのスイーツです。
お気に入りの紅茶をたっぷり用意して、素敵なおうちティータイムをお楽しみください。