【紅茶のパウンドケーキ】バターでしっとり。クランベリー使用の簡単レシピ

紅茶と相性の良い焼き菓子の中でも、人気の高いパウンドケーキ。色々な作り方がありますが、やはり王道といえばバターたっぷりの贅沢なレシピですよね。


バター生地は重くてちょっと苦手・・という方にも、おすすめしたいのが、今回ご紹介する「紅茶とクランベリーのパウンドケーキ」です!


酸味のあるクランベリーと紅茶を生地に加えることで、驚くほど爽やかな味わいに仕上がります。白い生地に赤い実が映えて、見た目も可愛くプレゼントにもおすすめです。


一味違ったパウンドケーキを紅茶と共にお楽しみください。



紅茶とクランベリーのパウンドケーキ:レシピ

秋摘み紅茶を混ぜ合わせたパウンド生地は、紅茶の風味と渋みがプラスされしっとり濃厚かつ深みのある味わいです。


ドライクランベリーの甘酸っぱさと香りつけのキルシュがアクセントになり、大人な味わいのパウンドケーキです。可愛くラッピングして贈り物にもどうぞ。


材料

12㎝パウンド型1台分/所要時間:約50分

  • 無塩バター/50g
  • グラニュー糖/35g
  • 全卵/1個(約55g)
  • 薄力粉/50g
  • ベーキングパウダー/1g
  • linktea秋摘み紅茶/ティーバッグ1個※
  • ドライクランベリー/30g
  • キルシュ/小さじ1

※ティーバッグから茶葉を取り出し、ミルやすりこ木で細かく粉砕しておく



作り方

  1. ドライクランベリーは熱湯を注ぎ5分ほど置いてふやかす。しっかり水気を切り、キルシュを加え混ぜ合わせておく。
  2. ボウルに常温に戻した無塩バターを入れ均一な状態になるよう練る。グラニュー糖を加え、ハンドミキサーで白っぽくボリュームが出るまで泡立てる。
  3. 溶きほぐした全卵を数回に分けて加え、その都度よく混ぜ合わせる。
  4. 薄力粉とベーキングパウダーを合わせ、ふるいながら加える。粉砕した茶葉も加えて、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。粉気が少なくなってきたら①のクランベリーを加え、全体を混ぜ合わせる。
  5. 型紙を敷いたパウンド型に生地を流し、170℃に予熱したオーブンで30~35分程焼成する。竹串をさして生地がついてこないようなら焼き上がり。少し高い位置から型ごと落とし、焼き縮みを防ぐ。型から外し、ケーキクーラーの上にのせて粗熱をとる。


POINT

  • キルシュは風味つけの洋酒なので、お子様が食べる場合は除いていただいても大丈夫です。
  • 無塩バター、全卵は冷たい状態のものだと生地が分離しやすいので、ケーキを焼く30分前くらいに冷蔵庫から出しておきましょう。
  • 粗熱がとれたらラップで包み乾燥を防ぎます。日が経つにつれ生地がなじみ、しっとり感が増します。


このお菓子に合うおすすめLinktea紅茶3選!

酸味のあるドライフルーツは紅茶との相性も抜群!今回ご紹介する「紅茶とクランベリーのパウンドケーキ」に合うおすすめの紅茶をlinkteaから3つご紹介します。


ピーチティー

ピーチのジューシーでフルーティーな香りが楽しめる人気のフレーバーティー。上質な春摘みイラム紅茶に、2種類のハーブを加えたlinkteaならではのオリジナリティーを感じられる銘柄です。


クランベリーの酸味との相性も良く、紅茶とケーキの美味しさをお互い引き立ててくれます。ぜひ一度お試ししてほしい紅茶です。

ピーチティーはこちら→


秋摘み紅茶

パウンド生地にも使用している秋摘み紅茶。linkteaの紅茶の中でも茶葉の甘みや芳醇な香りが感じられる、上品かつ奥深い味わいが特徴です。


渋みが少なくまろやかな口当たりで、焼き菓子との相性も抜群です。おすすめはストレートティーですが、お好みでミルクを加えて召し上がってください。

秋摘み紅茶はこちら→

レモングラスティー

ネパール産レモングラスにレモンマートルやローズマリーなどのハーブを加えた、すっきり飲みやすいハーブブレンドティー。


さっぱりとした後味で、バターを使った濃厚な焼き菓子も軽やかに感じさせてくれます。酸っぱい柑橘の香りがクランベリーともよく合います。


ホットまたはきりっと冷やしたアイスも美味しいです。お好みで組み合わせをお楽しみください。

レモングラスティーはこちら→

クランベリーの主な栄養素と効果・効能について

クランベリーは赤い小さな実で、古くから世界中で親しまれているフルーツです。


日本ではフレッシュのクランベリーは中々見かけませんが、ドライフルーツなら食べたことがある方も多いと思います。


そんなクランベリーについて、気になる栄養素も交えて詳しくご紹介したいと思います。


クランベリーってどんな食べ物?

クランベリーは北米の湿原帯を原産とするツツジ科の植物です。秋になると1㎝ほどの小さな赤い実をつけ、古くから食用だけでなく薬用にも使用されています。


生の果実はそのままだと酸味やえぐみが強いため、ほとんどが砂糖を加えてジュースやジャムなどに加工されています。


クランベリーの名前の由来ですが、花のつぼみの形が「鶴=crane」に似ていることからクラウンベリー→クランベリーと呼ばれるようになったといわれています。


身体に嬉しい!クランベリーの栄養素と効果・効能

ネイティブアメリカンの時代には万能薬として使われていたほど栄養価の高いクランベリー。そんなたくさんの栄養素の中でも特に注目したい成分を3つご紹介します。


プロアントシア二ジン

クランベリーの代表成分でもあるプロアントシアニジンは、ポリフェノールの一種で「ポリフェノールの王様」と呼ばれるほど強力な抗酸化作用と抗炎症作用を持ち合わせています。プロアントシアニジンの作用によって、悪玉コレステロールの抑制、血液循環の改善、むくみ予防効果などが期待できます。


キナ酸

キナ酸は殺菌作用が強く、老廃物の排出を促進する働きがあります。尿pHを酸性化し尿路感染菌の増殖を押させる効果があるため、膀胱炎の感染予防や改善に効果があります。またアルツハイマー型認知症を予防する効果も認められています。


ビタミンA・C・E

抗酸化作用のあるビタミン類も多いクランベリー。シミやニキビなどの肌トラブルの予防改善にも効果的で、女性に嬉しい美肌作りにも期待できます。またビタミンEは血流促進の効果もあり、冷え性でお困りの方にもおすすめです。



甘酸っぱい紅茶スイーツでゆったりおうちティータイムを

クランベリーはドライフルーツをそのまま食べられる方もいらっしゃると思いますが、お菓子に加えると、強い酸味が味のアクセントになってバリエーションもひろがります。


鮮やかな赤色が映えて見た目もとってもおしゃれですよね。爽やかなクランベリーの酸味と紅茶の風味が感じられるパウンドケーキで、ゆったりと素敵なティータイムをぜひお楽しみください。

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