【タルトミルティーユ】ブルーベリーたっぷり!フランスの贅沢タルト
甘酸っぱいブルーベリーをたっぷり使ったフランス生まれのタルト「タルトミルティーユ」。鮮やかな紫色が目を引く、夏にぴったりの爽やかな味わいが魅力です。
サクサクのタルト生地に、しっとりしたアーモンドクリーム、そしてみずみずしいブルーベリーが重なり、シンプルながらも調和した奥深い味わいを楽しめます。
今回はそんな「タルトミルティーユ」について、魅力や特徴、自宅で作れる本格レシピなどを詳しくご紹介します。夏のティータイムにぜひ作ってみてくださいね。
タルトミルティーユ:本格的なフランス菓子にチャレンジ

タルトミルティーユは見た目が華やかなため一見難しそうに感じますが、基本のタルト生地とアーモンドクリームが作れれば、ご自宅でも気軽に楽しむことができます。
旬のブルーベリーをたっぷり味わえる、夏にぴったりのレシピです。
材料
(Φ15㎝タルト型1台分/所要時間:約60分 ※生地を休ませる時間は除く)
〈タルト生地〉
- 無塩バター/45g
- 粉糖/30g
- 卵黄/1個
- 塩/ひとつまみ
- 薄力粉/90g
〈アーモンドクリーム〉
- 無塩バター/35g
- グラニュー糖/35g
- 全卵/35g
- アーモンドパウダー/35g
〈クランブル〉
- 無塩バター/20g
- グラニュー糖/20g
- アーモンドパウダー/15g
- 薄力粉/25g
〈フィリング〉
- ブルーベリー(冷凍でも可)/120~150g
- 粉糖/お好みで
作り方
- タルト生地をつくる。室温に戻したバターをボウルに入れ、なめらかになるまで混ぜる。粉糖と塩を加えて泡立て器でよく混ぜる。卵黄を加えてさらに混ぜる。
- ふるった薄力粉を加え、ゴムベラで切るように混ぜてひとまとめにする。生地をラップで包み、冷蔵庫で1時間ほど休ませる。
- アーモンドクリームをつくる。室温に戻したバターをボウルに入れ、グラニュー糖を加えて泡立て器でよく混ぜ合わせる。溶き卵を少しずつ加えながら混ぜ、アーモンドパウダーを加えて均一な状態にする。冷蔵庫で30分以上休ませる。
- 生地を型に敷き込む。冷蔵庫から取り出した生地を3㎜くらいの厚さにめん棒で伸ばし、タルト型に敷き込む。底面にフォークで穴を開けて、冷蔵庫で1時間以上休ませる。
- クランブルをつくる。ボウルに薄力粉、アーモンドパウダー、グラニュー糖を入れて混ぜる。1㎝角にカットした冷やしたバターを加え、指先でつぶすようにしながら粉類と混ぜ、そぼろ状になるまでなじませる。出来上がったら冷蔵庫で冷やしておく。
- クリーム状に練り直したアーモンドクリームを広げ、ブルーベリーを全体にのせる。⑤のクランブルを全体にちらして、170℃に予熱したオーブンで35~40分ほど焼成する。表面に焼き色がつき、中心まで火が通れば焼き上がり。
- 粗熱がとれたら粉糖をふってできあがり。
POINT
- 冷凍ブルーベリーでも作れますが、水分が出やすいため解凍せずそのまま使用してください。
- 生地やアーモンドクリームは、都度しっかり休ませると食感や仕上がりがきれいになります。
- 焼き立てよりも時間が経った方がフィリングと生地がなじみ、味わいがより一層豊かになります。
タルトミルティーユと一緒に飲みたいおすすめlinktea紅茶

タルトミルティーユは、ブルーベリーの甘酸っぱさとタルト生地、アーモンドクリームのコクが特徴です。
そのため、果実感を引き立てる紅茶や爽やかな香りを持つフレーバーティーがよく合います。linkteaよりおすすめの組み合わせを3つご紹介いたします。
アールグレイ
ベルガモットの爽やかな香りが、ブルーベリーの甘酸っぱさを引き立ててくれます。バターをたっぷり使ったタルト生地やアーモンドクリームのコクも、アールグレイのすっきりとした後味が心地よくまとめてくれます。香りを楽しみながら味わえる、タルトミルティーユとも相性の良い組み合わせです。
ストロベリーティー
ベリー同士ならではの相性の良さが魅力です。ストロベリーの華やかな香りが、ブルーベリーの風味と合わさり、フルーティーな余韻を一層楽しめます。甘い香りだけでなく、紅茶本来の味わいもしっかりと感じられるため、タルトの風味とも相性抜群です。ベリー好きの方にぜひおすすめしたい組み合わせです。
春摘み紅茶
フレーバーティーではなく、茶葉本来の香りを楽しみたい方には春摘み紅茶がおすすめです。花のような優しい香りと繊細な味わいが特徴で、ブルーベリーのみずみずしさを引き立てつつ、アーモンドクリームの上品な甘さも楽しめます。上質な紅茶だからこそ、タルトミルティーユ本来のおいしさを引き立ててくれる組み合わせです。
タルトミルティーユってどんなお菓子?

タルトミルティーユ(Tarte aux myrtilles)は、フランス語で「ブルーベリーのタルト」を意味します。
「ミルティーユ」とは、フランス語でブルーベリーのこと。フランス東部やアルプス地方では野生のブルーベリーが多く収穫されることから、昔から親しまれている伝統的なお菓子のひとつです。
地域によって作り方はさまざまで、ブルーベリーだけをたっぷり敷き詰めるタイプや、アーモンドクリームを土台にして焼き上げるタイプ(今回ご紹介したのはこちらのタイプです)、生のブルーベリーを後からデコレーションするタイプなどがあります。
どのスタイルにも共通しているのは、ブルーベリーの爽やかな酸味と豊かな香りを主役にしていること。
フランスのパティスリーでは、夏になると色とりどりのタルトがショーケースに並びますが、その中でもタルトミルティーユは深い青紫色が美しく、ひときわ存在感を放っています。
タルトミルティーユをおいしく作るポイント
▼ブルーベリーは新鮮なものを選ぶ
果皮に白い粉(ブルーム)が付いているものは鮮度が高い証拠です。ブルームは果実を守る天然成分なので、洗う直前まで落とさないようにしましょう。
▼タルト生地はしっかり冷やす
タルト生地が十分に冷えてないまま焼くと、焼成中に縮みやすくなります。タルト型に敷いた後は、冷蔵庫でしっかり休ませることで、綺麗な形に焼き上がります。
▼さらにプラスαで贅沢タルトに
焼いたタルトにカスタードクリームを絞り、生のブルーベリーをさらに飾れば華やかなケーキ仕立てになります。また、ラズベリーやブラックベリーなど他のベリーと組み合わせても味わいに変化がでておいしいです。
フランスで愛される夏のタルトでティータイムを

タルトミルティーユは、ブルーベリーの魅力を存分に楽しめるフランス生まれのタルトです。
サクサクの生地、しっとりとしたアーモンドクリーム、みずみずしいブルーベリーが一体になった、シンプルながら贅沢な味わいが魅力です。
旬のブルーベリーを見かけたら、ぜひ手作りのタルトミルティーユに挑戦してみてください。
焼き立てはもちろん、一晩冷やして生地とフィリングをなじませたものも格別の美味しさです。
お気に入りの紅茶とともに、ゆったりとした夏のティータイムにぜひお試しください。