【いちごと紅茶のマフィン】甘酸っぱさを閉じ込めた春色マフィン
ふわっとした食感と甘い香りが漂うマフィンは、朝食やおやつなど一日の色々なシーンで楽しめる人気のお菓子のひとつです。
合わせる素材によって色々なバリエーションが楽しめるのもいいですよね。今回は春の王道フルーツ「いちご」を使った紅茶のマフィンをご紹介します。
甘酸っぱいつぶつぶ食感のいちごにふわっと紅茶が香る、ティータイムにぴったりのおすすめスイーツです。
つぶつぶ食感が楽しい「いちごと紅茶のマフィン」:レシピ
生のいちごを紅茶生地にたっぷりと加えて焼き上げる、春にふさわしい紅茶マフィンです。
バターの代わりにオイルを使うことで、軽やかでふんわりした食感に仕上げました。お好みでナッツを加えていただいても美味しいです。
材料
- マフィン型5個分/所要時間:約40分
- 全卵/55g(約1個分)
- グラニュー糖/45g
- 牛乳/50cc
- ココナッツオイル(香りのないもの)/55g
- アーモンドパウダー/15g
- 薄力粉/90g
- linkteaストロベリーティー/ティーバッグ1個
- ベーキングパウダー/5g
- いちご/100g
作り方
- 茶葉はティーバッグから出して、ミルやすりこ木などで細かく粉砕しておく。
- いちごはよく洗い水気をふきとる。ヘタをとり、1/3量は4つ切り、残りは細かく刻んでおく。
- ボウルに卵を割り入れ、泡立て器でよくほぐす。グラニュー糖を加え溶けるまでよく混ぜ合わせる。牛乳を加え混ぜ合わせる。湯煎で溶かしたココナッツオイルを加えてしっかり混ぜ合わせる。アーモンドパウダー、粉砕した茶葉を加え泡立て器でよく混ぜ合わせる。
- 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるいながら加え、ゴムベラに持ちかえてさっくりと全体を混ぜ合わせる。粉気がすこし残っている状態で刻んだいちごを加え、粉っぽさがなくなるまで手早くまぜる。
- マフィン型に生地を入れ、表面に飾り用の4つ切りいちごをのせる。170℃に予熱したオーブンで25〜30分ほど焼成する。竹串をさして生地がつかなければ焼き上がり。型から出して、ケーキクーラーの上にのせて冷ます。
POINT
- ココナッツオイルは温度が低いと固まってしまうので、湯煎にかけて溶かしてから生地に加えてください。ココナッツオイルが手に入らないときは他のオイルでも代用できます。
- いちごは赤くて小粒のものがおすすめです。
- 乾燥しないよう、冷めたらラップで包み保存します。冷凍したい場合はジップロックに入れて冷凍庫にいれましょう。
いちごと紅茶のマフィンと一緒に飲みたいおすすめ紅茶3選
いちごと紅茶のマフィンに合うおすすめの組み合わせ紅茶を3つご紹介します。紅茶選びの際に、ぜひ参考にしてお試しください。
ストロベリーティー
紅茶マフィンの生地にも加えたフレーバーティーです。ドライストロベリーとローズヒップ、ハイビスカスなどが入っているため、紅茶だけでもいちごの甘い香りやほのかな酸味が感じられます。いちごづくしのティータイムにぴったりの組み合わせです。
夏摘み紅茶
3つのクオリティーシーズンの中でも香り味ともにバランスがよく、華やかな印象の夏摘み紅茶。ほどよい渋みと上品で繊細な味わいは、いちごのフルーティーな酸味ともよく合います。ホットティーはもちろん、きりっと冷えたアイスティーもおすすめです。
ピーチティー
完熟した桃の芳醇な香りが漂うピーチティーは、フルーツを使ったスイーツと相性のよい紅茶です。いちごの酸味と桃の甘い香りがお互いの美味しさを引き立て合います。茶葉にちりばめられたローズの花びらも美しく、ティータイムを素敵に演出してくれますね。お湯を注いだ瞬間から桃の香りが広がり優雅な気分にさせてくれます。
お菓子づくりにおすすめのいちごの選び方と品種は?
いちごと一言でいってもその種類や形は様々。そのまま食べるなら大きくて甘そうなものを選ぶと思いますが、スイーツに使うなら違った目線での選び方がポイントになります。
お菓子づくりにぴったりないちごの選び方
お菓子は甘いものが前提ですよね。スポンジやクリームなど濃厚な味わいのものも多いです。そんなお菓子づくりのアクセントになるのが「適度な酸味のあるいちご」です。
甘酸っぱいいちごが他の素材の濃さやくどさをさっぱりとさせてくれて、全体のバランスを整えてくれます。
そのまま食べて美味しい=甘いいちごをスイーツに使うと、甘さが勝ってしまう場合があるのであまりおすすめしません。
また、デコレーションに使う時は「大きすぎず形にばらつきがないもの」を選びましょう。いちごの赤みが強く表面にツヤがあるものがおすすめです。カットした時の断面の赤みも美味しさを感じさせる大事なポイントです。
果肉がしっかりしていて「柔らかすぎない」という点もポイントです。熟し過ぎたものは水分が出てしまったり、カットした時に潰れてしまいきれいな仕上がりになりません。
いちごを使ったお菓子を作る時にぜひ参考にしてみてください。
お菓子づくりに最適!いちごのおすすめ品種
▼紅ほっぺ
静岡県で作られた「紅ほっぺ」は、カットすると果芯部まで赤色なのが特徴です。そのため、デコレーションやクリームにサンドした時も鮮やかな赤色が映えて、お菓子づくりに向いています。全体的にやや大きめの円錐形なので、デコレーションに使う時はなるべく小さな粒のものを選びましょう。
▼とちおとめ
東日本で一番消費されている品種のいちごで、栃木県、千葉県、茨城県などで多く栽培されています。比較的小粒で赤みが強いため、パティスリーなどでもよく使用されています。程よい酸味と甘みで味わいのバランスも最適です。
▼あまおう
福岡県生まれのあまおうは「赤い・丸い・大きい・うまい」の頭文字をとって名づけられました。あまおうの特徴といえばなんといっても濃い紅色の果肉です。表面の色もきれいですがカットした断面も美しい赤色をしています。大きいものが多い品種ですが、最近は小さめのサイズも出回っており、適度な酸味がお菓子作りにもぴったりです。
いちごと紅茶が香る春色マフィンでゆったりティータイムを
きゅんと甘酸っぱいいちごの美味しさを閉じ込めた、春にぴったりの紅茶マフィンをご紹介しました。
本来食べ応えのあるマフィンですが、ココナッツオイルを使うことで軽やかな口当たりになりぺろりと食べれてしまう美味しさです。
linkteaの人気フレーバーティー「ストロベリーティー」との一体感もぜひ感じてみてくださいね。いちごの美味しい季節にぴったりのおすすめ紅茶スイーツです。