【サバラン】市販ブリオッシュで作るラム香るフランス菓子

ラム酒が香るシロップをたっぷり含んだ、しっとりジューシーなサバラン。

ふんわりとしたブリオッシュに、軽やかな生クリームとほろ苦いマーマレードを合わせた、大人のティータイムにぴったりのフランス菓子です。

本格的なサバランは、発酵生地をリング型に焼いて作ります。今回は市販のミニブリオッシュを使い、手軽に作れるサバラン風にアレンジしました。

火を使う工程はシロップ作りだけなので、お菓子作り初心者の方にもおすすめです。香り豊かな紅茶を添えて、ゆったりと贅沢なひとときを楽しんでみませんか。

市販のブリオッシュで手軽に作るサバラン風レシピ

ブリオッシュは、バターや卵を加えたリッチでやわらかなフランス生まれのパンです。ラム酒シロップを含ませることで、口に入れた瞬間にじゅわっと広がる、みずみずしい味わいに仕上がります。

今回はマーマレードを添えて、ラム酒の芳醇な香りに爽やかな柑橘のアクセントを加えました。

クリームは甘さ控えめにすることで、シロップをたっぷり含んだブリオッシュのおいしさが引き立ちます。

材料(4個分・所要時間:約25分/冷やす時間は除く)

  • 市販のミニブリオッシュ:4個
  • オレンジマーマレード:30g
  • 生クリーム:100ml
  • グラニュー糖:8g

ラム酒シロップ

  • 水:160ml
  • グラニュー糖:50g
  • ラム酒:20ml

作り方

  1. 小鍋に水、グラニュー糖を入れて中火にかける。混ぜながら砂糖を溶かし、ひと煮立ちしたら火を止める。シロップが熱すぎない状態になったらラム酒を加えて混ぜる。(ラム酒の香りをしっかり残したい場合は、必ず火を止めてから加えてください。)
  2. ミニブリオッシュの底と側面に、竹串またはフォークで数か所穴を開ける。シロップに1個ずつ浸し、15〜20秒ほどを目安に、ときどき返しながら全体に含ませる。崩れやすいため、長く浸しすぎないように注意する。
  3. シロップを含ませたブリオッシュを器に並べ、残ったシロップを上から少しずつかける。ラップをして冷蔵庫で30分ほど休ませる。
  4. ボウルに生クリームとグラニュー糖を加え、7〜8分立てまで泡立てる。
  5. ブリオッシュにマーマレードを少量のせて、生クリームを絞る。仕上げにマーマレードを少量のせて出来上がり。

POINT

  • ブリオッシュはシロップを吸いやすいため、様子を見ながら浸してください。やわらかくなりすぎる場合は、短時間で引き上げましょう。
  • マーマレードは果皮入りのものを使うと、柑橘の風味と見た目のアクセントを楽しめます。
  • ラム酒を加えたあとはアルコール分が残ります。お子さま、妊娠・授乳中の方、アルコールに弱い方はご注意ください。
  • 生クリームを絞ったあとは、なるべく当日中にお召し上がりください。

サバラン風ブリオッシュにおすすめのlinktea紅茶3選

ラム酒を含んだサバラン風ブリオッシュには、甘さをすっきりと受け止めてくれる紅茶を合わせるのがおすすめです。おすすめのlinktea紅茶を3つご紹介します。

秋摘み紅茶

しっかりとしたコクとほどよい渋みが楽しめる秋摘み紅茶は、ラム酒の香りや生クリームのまろやかさに負けない存在感があります。おすすめは、ノンシュガーのストレートティー。ひと口ごとに口の中がリセットされ、サバラン風ブリオッシュを最後まで飽きずに楽しめます。

アールグレイ

ベルガモットが華やかに香るアールグレイは、マーマレードを使ったサバラン風ブリオッシュと相性のよい一杯です。柑橘の爽やかな香りが重なり、ラム酒の豊かな風味を軽やかに引き立ててくれます。香りを楽しみたいときは、ぜひストレートティーでどうぞ。

ジンジャーティー

甘いシロップと生クリームを使ったデザートには、すっきりとした後味のジンジャーティーもよく合います。ジンジャーのほどよい辛みが口の中をさっぱりと整え、ラム酒とマーマレードの余韻を楽しませてくれる組み合わせです。寒い季節のティータイムには、温かい一杯を合わせてみてください。

サバランはどんなお菓子?

サバランは、発酵させたブリオッシュ生地をラム酒などの洋酒入りシロップに浸し、生クリームやフルーツを飾って仕上げるフランスの伝統菓子です。

口に含むと、たっぷりのシロップがじゅわっと広がるのが魅力。ラム酒の香りをしっかり感じられるため、大人のためのデザートとして親しまれています。

本格的なサバランは王冠のようなリング型で作られることが多く、中央のくぼみにクリームやフルーツを飾ります。

華やかな見た目と、みずみずしい食感は、特別な日のデザートにもぴったりです。

サバランの名前の由来

名前の由来となったのは、フランスの美食家として知られるジャン・アンテルム・ブリア=サヴァラン。

食や味覚についての著作を残した人物で、その名に敬意を表して、当初は「ブリア=サヴァラン」と名付けられたと伝えられています。

のちに名前は短く「サバラン」と呼ばれるようになり、フランスを代表する伝統菓子のひとつとして親しまれてきました。

ラム酒の香りとたっぷりのシロップが楽しめる、どこか特別感のある味わいには、長く愛されてきた理由が感じられます。

サバランとババ・オ・ラムとの違いとは

サバランとよく似たフランス菓子に、「ババ・オ・ラム」があります。どちらも発酵生地にラム酒入りのシロップを染み込ませて作るお菓子です。

一般的には、リング型に焼いたものをサバラン、個食サイズで仕上げたものをババ・オ・ラムと呼ぶことが多いといわれています。

また、ババ・オ・ラムにはレーズンを加えた生地を使うレシピもあります。

今回のようにミニブリオッシュを使った個食スタイルは、ババ・オ・ラムに近い仕上がりです。けれど、ラム酒シロップをたっぷり含ませた味わいは、サバランらしい魅力を十分に楽しめます。

市販ブリオッシュで手軽なフランス伝統菓子を楽しもう

発酵生地から作ると手間のかかるサバランも、市販のミニブリオッシュを使えば、思い立ったときに気軽に楽しめます。

ラム酒の香り、生クリームの軽やかな口どけ、マーマレードのほろ苦さが重なるサバラン風ブリオッシュは、普段のティータイムを少し特別にしてくれるデザートです。

お気に入りのlinktea紅茶を丁寧にいれて、フランス菓子を囲むゆったりとしたティータイムを楽しんでみてください。