【柿と紅茶のマフィン】とろーり柿と紅茶が香る簡単スイーツレシピ

秋から冬にかけて旬を迎える柿は、今がまさに食べごろ。そのまま食べても美味しい柿ですが、実は紅茶と相性が良いことをご存じでしょうか?

紅茶に含まれている渋み成分であるタンニン(ポリフェノール)は、柿にも含まれています。そのため味に一体感もあり、お互いの美味しさを引き出してくれます。

そんな柿と紅茶を使った簡単スイーツ「柿と紅茶のマフィン」をご紹介します!

柿をたくさん頂いたけど食べきれない・・という方にもおすすめです。ぜひ一度お試しください。

柿と紅茶のマフィン:乳製品不使用!しっとり簡単レシピ

フレッシュの柿をたっぷり加えた贅沢な紅茶マフィンです。熱を加えた柿はとろりとした食感になり、食べ応えもあります。

バターの代わりにオイルを使用し、豆乳を加えることで乳製品不使用かつヘルシーなマフィンに仕上げました。食べ応えもあるので、ティータイムはもちろん朝食やおやつにもおすすめです。

材料

  • マフィン型5個分/所要時間:約40分
  • 柿(固めのもの)/1~2個
  • 卵/1個
  • きび糖/45g
  • 無調整豆乳/50cc
  • 米油/50g
  • 薄力粉/100g
  • アーモンドパウダー/20g
  • ベーキングパウダー/5g
  • linkteaアールグレイ/ティーバッグ1個
  • アーモンドスライス/適宜
  • 粉糖/適宜

 

作り方

  1. 柿は皮を剥いて、種を取り除き1㎝角に切る。
  2. 茶葉はティーバッグから出して、ミルやすりこ木などで細かく粉砕しておく。
  3. ボウルに卵を割り入れ、泡立て器でよくほぐす。きび糖を加え溶けるまでよく混ぜ合わせる。無調整豆乳を加え混ぜ合わせる。米油を加えてしっかり混ぜ合わせ、生地を乳化させる。アーモンドパウダー、粉砕した茶葉を加え泡立て器でよく混ぜ合わせる。
  4. 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるいながら加え、ゴムベラに持ちかえてさっくりと全体を混ぜ合わせる。粉気がすこし残っている状態で1㎝角に切った柿を加え、粉っぽさがなくなるまで手早くまぜる。
  5. マフィン型に生地を入れ、表面にアーモンドスライスを散らす。170℃に予熱したオーブンで25〜30分ほど焼成する。竹串をさして生地がつかなければ焼き上がり。型から出して、ケーキクーラーの上にのせて冷ます。冷めたら粉糖をふって出来上がり。


POINT

  • 柿は水分が出ないよう、固めのものがおすすめです。
  • きび糖がなければグラニュー糖や上白糖などお好みのお砂糖をお使いください。
  • 生地に加える紅茶はアールグレイの他に、秋摘み紅茶やマサラチャイなどもおすすめです。
  • 乾燥しないよう、冷めたらラップで包み保存します。冷凍したい場合はジップロックに入れて冷凍庫にいれましょう。


柿と紅茶のマフィンに合うおすすめlinktea紅茶

柿と紅茶のマフィンと一緒に飲みたいおすすめのlinktea紅茶をご紹介します。お好みの組み合わせで、ぜひお楽しみください。

秋摘み紅茶

3つのクオリティーシーズンの中でも、渋みが少なくまろやかな味わいの秋摘み紅茶。茶葉本来の芳醇な香りとふくよかな甘みが感じられ、柿との相性も良いです。そのままストレートで飲んでも美味しいですが、お好みでミルクを加えても。

アールグレイ

紅茶マフィンの生地にも使用したアールグレイは、世界中で人気のフレーバーティーです。linkteaのアールグレイは、上質な夏摘み茶葉にレモン系ハーブを2種類加え、天然ベルガモット香料で仕上げています。柑橘のしっかりした香りとレモン系ハーブの爽やかさがマフィンにもよく合います。

マサラチャイ

柿はスパイスとの相性もとても良く、マサラチャイの紅茶ともよく合います。linkteaのマサラチャイは、シナモンやカルダモンなど4種のスパイスを使用したオリジナル配合で、スパイスが苦手な方でも飲みやすいと評判です。CTCの茶葉を使用しており、濃いめのミルクティーにもぴったりです。

柿ってどんな果物?旬と品種の特徴について

柿の歴史はとても古く、奈良時代から日本で栽培されてきました。最近ではアジアやヨーロッパでも「kaki」という日本語で流通しており、世界でも人気が高まっています。

そんな柿について、旬や主な品種の特徴などについて詳しく解説します。

柿の旬と品種の特徴について

柿の旬は9月下旬から1月初めまでと長く収穫されます。旬の各月によって出回る品種が異なり、それぞれの美味しさが楽しめます。

▼刀根早生(とねわせ)/9月下旬~10月中旬

早生品種は植えてから収穫時期が早い品種で、硬すぎず柔らかすぎない食感が特徴です。サイズはやや大きく、扁平な四角形で種はありません。甘みが強く、サクッとした食感と果汁が口いっぱいに広がります。主な産地は和歌山県や奈良県など。

▼平核無柿(ひらたねなしかき)/10月中旬~11月中旬

強い甘みとほどよい食感が特徴的で、種なし柿として良く出回っている品種です。四角張った扁平形をしており、ずっしりとした重みがあります。産地によって「おけさ柿」「八珍柿」「庄内柿」とも呼ばれています。主な産地は新潟県、和歌山県、山形県など。

▼富有柿(ふゆうかき)/10月下旬~12月

甘柿の代表的な品種で、甘みが強く柔らかい食感が特徴です。丸みのある形をしており、果皮はツヤのある橙紅色をしています。岐阜県で誕生した品種ですが、福岡県、和歌山県、山形県などでも栽培されています。

▼花御所柿(はなごしょかき)11月下旬~1月初め

鳥取県八頭郡で栽培されている完全甘柿。甘みがとても強く、特に甘いものは糖度が20度以上にもなります。旬の中でも収穫時期が遅く、きめ細やかな果肉とジューシーな果汁の多さが特徴的です。種の周辺とお尻の部分が甘いので、くし形にカットして食べるのがおすすめです。

 

紅茶が香る幸せマフィンでゆったりおうちティータイムを

そのまま食べることが多い柿ですが、紅茶と合わせることで味わいに深みが増しお互いの美味しさを引き立て合います。ぜひ紅茶と共に召し上がってみてくださいね。

今回は豆乳を生地に加えているため、乳製品が苦手な方やアレルギーの方も美味しく食べていただけるレシピになっております。

柿のジューシーな食感と紅茶の上品な香りが広がる、今の季節にぴったりなマフィン。お気に入りの紅茶をたっぷり用意して素敵なティータイムをお過ごしください。