【ヌガー】カラフルな見た目が可愛い!フランス銘菓と紅茶でお茶時間

紅茶には甘く濃厚なスイーツがよく合います。ちょっとしたティータイムにも甘い物は欠かせませんよね。

今回ご紹介するのはフランスの銘菓「ヌガー」です。

ヌガーはナッツやドライフルーツを加えた白いソフトキャンディーのようなお菓子で、濃厚な甘さとナッツの香ばしさが魅力的です。

自宅でも手軽に作れるよう簡単にアレンジしたヌガーをご紹介しますので、ぜひお気軽に試してみてくださいね。日持ちもするのでプレゼントにもおすすめです。

 

フランス伝統菓子をアレンジ!簡単ヌガーの作り方

本格的なヌガーは卵白に煮詰めたはちみつシロップを加えながら泡立て、ナッツやドライフルーツを加えて作ります。

おうちで作るとなると専用の器具やコツが必要ですが、今回はマシュマロを使って簡単に作れるレシピにアレンジしました。

中に加えるナッツやドライフルーツでアレンジも楽しめるので、ぜひお気軽に作ってみてください。

材料

作りやすい分量/所要時間:約15分(冷蔵庫で冷やす時間は除く)

  • マシュマロ/100g
  • 無塩バター/30g
  • スキムミルク/60g
  • ナッツ/40g
  • ドライフルーツ/20g

作り方

  1. テフロンの加工のフライパンに無塩バターを溶かし、マシュマロを加える。弱火でゆっくりと焦がさないように混ぜながら溶かす。
  2. マシュマロが溶けたらスキムミルクを加えて混ぜ合わせる。
  3. ナッツとドライフルーツを加えて混ぜ合わせる。生地に均等に混ざったら火を止める。
  4. クッキングシートの上に③の生地をのせ、上から別のクッキングシートをかぶせてめん棒でのばして形を整える。
  5. 冷蔵庫にいれて冷やし固める。お好みの大きさにカットして出来上がり。くっつきやすいのでクッキングシートで包み冷蔵庫で保存する。

POINT

  • ナッツはアーモンド、カシューナッツ、ピスタチオなどがおすすめです。ドライフルーツは鮮やかな色味のクランベリーやマンゴーなどがおすすめです。(今回はホールアーモンド、ピスタチオ、クランベリー、レーズンを使用しました)
  • 生地に抹茶やストロベリーパウダーなどを加えてカラフルにアレンジしても可愛いです。
  • マシュマロは大きいものよりも小粒のものが早く溶けておすすめです。
  • 冷蔵庫で冷やしすぎるとカットする時に砕けてしまうので、その場合は常温に少し戻してから切るようにしましょう。


ヌガーと一緒に飲みたいおすすめlinktea紅茶3選

ヌガーの溶けるような食感と甘さはまさに紅茶のお供にぴったり!

ここではヌガーと一緒に飲みたいおすすめのlinktea紅茶を3つご紹介します。それぞれの組み合わせでぜひお楽しみください。

夏摘み紅茶

クオリティーシーズンの中でも味わいと香りのバランスが素晴らしい夏摘み紅茶。まろやかな甘みや奥深さの後に、爽やかで心地よい渋みと華やかな香りが感じられます。ヌガーのガツンとした甘みに夏摘み紅茶のすっきりとした味わいがとてもよく合います。ぜひストレートティ-で召し上がってみてください。

アールグレイティー

ネパールの夏摘みイラム紅茶をベースに、天然ベルガモット香料を加えた爽やかでフルーティーなフレーバーティー。レモングラスやレモンピールを加えることで、より一層飲みやすく柑橘香が感じられます。ホットティーはもちろん、アイスティ-もおすすめです。お好みでミルクを加えても。

ミントルイボスティー

グリーンルイボスにネパール産のドライペパーミントを合わせたすっきり爽快なハーブブレンドティー。カルシウムや鉄分などを含む桑の葉がプラスされていて、身体にも嬉しい効能がいっぱいです。グリーンルイボス特有のさっぱりした飲み口で、濃厚なヌガーの後味も軽やかにしてくれます。

フランスのヌガーってどんなお菓子?

フランスではその土地の特産物を活かしたお菓子が地方ごとにたくさん受け継がれています。

ヌガーもそのひとつで、正式名称は「ヌガー・モンテリマール」と呼ばれています。

ヌガー・モンテリマールはフランス南東部の町モンテリマールで作られる伝統的なお菓子で、卵白にはちみつと砂糖で作ったシロップを加えて泡立てた中に、ナッツを加えた柔らかいキャンディー状のお菓子です。

実はヌガー・モンテリマールには原材料や製法に関する明確な原則があり、例えばナッツ類は全体量の30%以上を使用(アーモンドは28%以上、ピスタチオ2%以上)していることやはちみつは全体量の3%以上を使用することなど、決められた比率で作られたもののみに名づけられることが許されています。

こうした厳密な決まりごとがあるからこそ、伝統的な味が守られているんですね。

ちなみに上記以外の比率で作られたものはフランスでは一般的にヌガーブラン(白いヌガー)と呼ばれています。

その後、ヌガーはヨーロッパから中東やアジア圏へと伝わり、その土地の特徴と共に独自の発展を遂げていきました。

最近では台湾のヌガー「牛軋糖(ニュウガ-ダン)」も非常に人気で、日本でも注目されていますよね。

フランスのヌガーとは若干異なりますが、世界中で色々なヌガーが広まり多くの人々に愛されています。

 

手作りヌガーと紅茶で素敵なティータイムを

可愛らしい見た目と上品な味わいのヌガーは、ちょっとした紅茶のお供にもぴったりです。

冷蔵庫で保存がきくので、たくさん作ってストックしておけば急なおもてなしにもいいですね。

中身を変えるだけで色々な味わいが楽しめたり、ヌガー生地に抹茶やココアなどを加えてアレンジを楽しむこともできます。

ちょっとしたギフトにもおすすめなので、缶に詰めたり可愛くラッピングしても喜ばれると思います。

ほっと一息つきたいティータイムのお供に、フランスの伝統菓子を召し上がれ。