【ゴールデンキウイと紅茶のパンナコッタ】とろけるひんやり濃厚レシピ
暑い季節にはひんやりした口当たりのいいものが食べたくなりますよね。今回はそんな時期におすすめのシンプルで上品なデザート「紅茶のパンナコッタ」をご紹介します。
季節のフルーツのゴールデンキウイを合わせて、濃厚な紅茶パンナコッタのとろける食感と一緒にお楽しみいただけます。
冷やすだけで簡単に作れるのに、くちどけや香りはまさにお店の味!お気に入りの紅茶とともにティータイムにもぴったりです。
ゴールデンキウイと紅茶のパンナコッタ:レシピ
香り高いlinkteaのアールグレイを使った濃厚なパンナコッタは、なめらかな口どけと紅茶の味わいが感じられる贅沢なデザートです。
ゴールデンキウイのしっかりした甘さとフルーティーな味わいが紅茶のパンナコッタとも相性抜群。見た目も美しいのでおもてなしのデザートにもおすすめです。
材料
グラス3~4個分
所要時間:20分(冷やし固める時間は除く)
- 牛乳/200cc
- 生クリーム/100cc
- llinkteaアールグレイティー/ティーバッグ2個
- グラニュー糖/40g
- 粉ゼラチン/4g
- 水(ゼラチンをふやかす用)/20cc
- ゴールデンキウイ/1個
作り方
- 小さな器に水大さじ2を入れ、粉ゼラチンをふり入れてふやかす。ティーバッグを切って茶葉を取り出しておく。
- 手鍋に牛乳、生クリーム、グラニュー糖を入れてよく混ぜてグラニュー糖を溶かす。紅茶の茶葉を入れて中火にかけ、ふつふつとしてきたら火を止めて蓋をして3〜5分ほど蒸らす。
- ふやかしたゼラチンを加えてよく混ぜ合わせる。茶こし等で濾してボウルに移す。氷水のボウルにつけながらゴムベラで混ぜ、パンナコッタ液の粗熱をとる。
- グラスに流し、冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。
- ゴールデンキウイは皮をむき、角切りにしておく。
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冷えた紅茶のパンナコッタの上にのせて出来上がり。ゴールデンキウイと一緒に紅茶パンナコッタをお召し上がりください。(お好みでメープルシロップをかけても美味しいです)
POINT
- 生クリームは動物性の乳脂肪分が35%以上のものがおすすめです。
- 紅茶はアールグレイの他に秋摘み紅茶やマサラチャイなどがおすすめです。
- 牛乳と生クリームは沸騰させないように気をつけてください。
- ティーバッグから茶葉を取り出して煮出すとより一層紅茶の味わいや風味が引き出されます。ひと手間ですがぜひ茶葉で作ってみてください。
パンナコッタに合うおすすめlinktea紅茶はこれ
濃厚なパンナコッタには、渋みが少なくてフルーティーな紅茶の組み合わせがおすすめです。
linktea紅茶の中からおすすめの銘柄を3つご紹介いたしますので、紅茶選びの参考にしてみてくださいね。
アールグレイティー
パンナコッタにも使用しているアールグレイティーは、香りも強くスイーツの材料としてもおすすめの紅茶です。さっぱりとした口当たりと柑橘の香りで、濃厚なパンナコッタを軽やかにしてくれます。パンナコッタと一緒に召し上がるならノンシュガーのストレートティーがおすすめです。
秋摘み紅茶
秋摘み紅茶は茶葉の芳醇な香りと奥深い味わいが特徴的で、コクのあるお菓子との相性も抜群です。渋みが少ないためスイーツの味わいも邪魔しません。紅茶のパンナコッタに、より一層の深みをプラスしてくれる組み合わせです。
ピーチティー
ネパールの春摘み紅茶をベースに、ピーチのジューシーな香りをつけたフレーバーティー。レッドローズやヒースなどのハーブを加えることで、フルーティーな中にも複雑な味わいが楽しめます。甘い香りの紅茶とパンナコッタはとても相性が良いので、ぜひ一度試していただきたい組み合わせです。
パンナコッタってどんなお菓子?
パンナコッタはイタリアを代表するお菓子のひとつで、濃厚なクリームの味わいととろっとした口どけのひんやりデザートです。
基本材料は、生クリーム、牛乳、砂糖などで、これらを加熱してゼラチンを加えて冷やし固めます。
パンナコッタという名前は、イタリア語で「生クリーム=パンナ(pannna)」と「火を通した、煮つめる=コッタ(cotta)」という2つの意味を合わせたものに由来しています。
パンナコッタが誕生したのは20世紀はじめ頃、酪農が盛んな北イタリアのピエモンテ州といわれています。
ハンガリー出身のバレリーナが恋人のために作ったのが始まりともいわれており、イタリアの家庭菓子として長い間愛されてきました。
ちなみに日本でパンナコッタが有名になったのは1994年頃で、イタリアンレストランのデザートはもちろん家庭でも簡単につくれるおやつとしてもブームになりましたね。
シンプルな味わいとなめらかな口どけのパンナコッタは、子供から大人まで誰でも楽しめるデザートとして今も広く親しまれています。
パンナコッタとブランマンジェの違いとは
パンナコッタに見た目がそっくりなスイーツにブランマンジェがありますが、この2つの違いをご存じでしょうか?
ブランマンジェはフランス発祥の冷たいお菓子で、基本材料はほぼパンナコッタと同じですがアーモンドを加えるのが特徴です。
牛乳、砂糖、粉砕したアーモンド、生クリームを温め、しばらく放置してアーモンドの香りと風味を引き出します。そこにゼラチンを加えて濾して冷やし固めて作ります。
アーモンドの香ばしさや深みが感じられる濃厚なデザートで、アーモンドの豆腐とも呼ばれているとか。
ちなみにブランマンジェはフランス語で白い(blanc)食べ物(manger)という意味で、その名の通り見た目から名前がつけられています。
どちらもなめらかな口どけのひんやり美味しいデザートなので、食べ比べしてみても楽しいですね。
簡単冷やすだけで美味しい!紅茶のパンナコッタで贅沢なお茶時間
今回はイタリアの定番スイーツに紅茶をプラスし、季節のフルーツと共にいただく簡単デザートをご紹介しました。
材料も少なく作り方も簡単なので、ぜひ気軽に作ってみてくださいね。おすすめの組み合わせ紅茶とのマリアージュもお楽しみください。