フォンダンショコラ
生地の中から濃厚なチョコレートソースがとろりと溢れ出すフォンダンショコラ。レストランやカフェでも人気の定番チョコレートスイーツですよね。
焼きすぎてチョコレートが固まってしまったり、生地の生焼けが心配…など焼き加減が難しそうなイメージもありますが、今回のレシピなら失敗知らず。
フォンダンショコラに合うおすすめ紅茶も合わせてご紹介しますので、ぜひ一緒に楽しんでくださいね。バレンタインの手作りスイーツにもおすすめです。
とろける濃厚フォンダンショコラを作ろう:レシピ
簡単に作れてお店のような味わいが楽しめるフォンダンショコラ。今回はガナッシュを入れて焼き上げるレシピなので焼き過ぎてチョコレートが固まる心配もありません。
ホイップクリームやカスタードクリームを添えたり、バニラアイスクリームをのせても美味しいです。お好みのフルーツと合わせて盛り付ければ、おもてなしデザートにもぴったりです。
材料
[直径7㎝ココット型5個分/所要時間20分(冷やす時間を除く)]
〈ガナッシュ〉
- チョコレート/50g
- 生クリーム/40cc
〈フォンダンショコラ生地〉
- チョコレート/100g
- 無塩バター/60g
- 卵/2個
- グラニュー糖/40g
- 薄力粉/40g
- 粉糖(飾り用)/適宜
作り方
▼ガナッシュを作る
- チョコレートは細かく刻みボウルにいれておく。
- 手鍋に生クリームを入れて火にかけ、沸騰直前で火からおろす。①のボウルに入れ、泡だて器でゆっくりと混ぜチョコレートを溶かす。とろっとした(乳化している)状態になったら、ラップを敷いたバット等に広げ表面にラップをして冷蔵庫で1時間以上冷やす。5個分にカットしておく。
▼フォンダンショコラ生地を作る
- ボウルに無塩バターと刻んだチョコレートを入れ、湯煎にかけて溶かす。
- 別のボウルに卵を割り入れ、グラニュー糖を加えて泡だて器で混ぜ合わせる。グラニュー糖がとけたら①のチョコレートを加えてしっかり混ぜ合わせる。薄力粉をふるいながら加え、粉気がなくなるまで混ぜ合わせる。
- ココット型にチョコレート生地を1/3まで流し、ガナッシュを真ん中に1つ入れさらにその上から生地を流す。
- 180℃に予熱したオーブンで10〜12分ほど焼成する。焼きあがったら表面に粉糖をふって出来上がり。あつあつの焼き立てを召し上がれ。
POINT
- チョコレートは製菓用を使うとより本格的な味になります。市販の板チョコを使う場合は甘さ控えめのダークなどがおすすめです。
- ココット型がないときはマフィン型やセルクルで代用していただけます。容器によって焼き加減を見ながら焼成時間を調節してください。
- 冷めてから食べる時は、電子レンジで15〜20秒くらい温めるとガナッシュがとろりとして美味しいです。
フォンダンショコラに合うおすすめ紅茶linktea3選
秋摘み紅茶のミルクティー
チョコレート菓子にはやっぱりミルクティーがはずせません。カカオの濃厚な風味とまろやかなミルクティーがお互いの美味しさを引き立て合います。
linkteaの紅茶でミルクティーを楽しむなら秋摘み紅茶がおすすめです。
秋摘みの紅茶は春夏に比べてタンニンやアミノ酸が豊富に含まれており、しっかりしたコクもあるため牛乳との相性も良いです。
濃いめに抽出してたっぷりの牛乳を加えたリッチなミルクティーがお好きな方は、ぜひこの組み合わせを試してみてください。
アールグレイ/ストロベリーティー
すっきりした後味がお好みなら、柑橘の香り漂う「アールグレイ」や甘酸っぱいフルーティーな味わいが楽しめる「ストロベリーティー」がおすすめです。
柑橘系やベリー系のフルーツはどちらもチョコレートとの相性が良いので、フォンダンショコラともピッタリの組み合わせです。
フォンダンショコラは濃厚な甘さがあるので、紅茶はストレートがおすすめ。フルーツの香りと紅茶が口の中を華やかにしてくれます。
ミントルイボスティー
まろやかな口当たりのルイボスティーにミントの清涼感が広がる「ミントルイボスティー」は、一緒に飲むことで濃厚な味のスイーツを軽く感じさせてくれます。
ノンカフェインなので、授乳中の方や妊婦さんにもいいですね。時間を気にせず飲めるのも嬉しいところです。
こちらも砂糖を加えずストレートで召し上がるのがおすすめです。アイスティーにしても美味しいです。
フォンダンショコラってどんなお菓子?
チョコレートスイーツの定番ともいえるフォンダンショコラですが、実はフランスで生まれたお菓子です。
フランス語でフォンダンショコラは「溶けるチョコレート」という意味で、その名の通り生地の中からチョコレートが溶け出すのが最大の特徴といえます。
フォンダンショコラがいつ誕生したかについてですが、実は40年ほど前といわれています。意外にも最近出来たお菓子だったんですね!
フランス人三ツ星シェフのミシェル・ブラスが考案した「クーラン・オ・ショコラ」が原型といわれており、その後瞬く間にフォンダンショコラの人気は広がりました。
生地からチョコレートが溢れ出す見た目のインパクトと、濃厚な味わいはフォンダンショコラにしか味わえない美味しさです。
フォンダンショコラの種類
チョコレートの分量や焼き加減、作り方の違いなどによって、フォンダンショコラは様々なレシピが存在します。
フォンダンショコラの一番の難しさは生地の中からチョコレートをとろりと流れるように焼き上げることですよね。
上記のように焼くには、一般的に生地を「半熟」に焼き上げるか、中にガナッシュを入れて焼くかの2種類があります。
半熟に焼き上げるには絶妙な時間調節が必要で、かつ焼き足りないと生焼けの心配もあります。
絶対失敗したくない!という方は今回ご紹介したレシピでフォンダンショコラを作ってみてください。
温かいチョコレートスイーツと紅茶でおうちティータイムを
チョコレート菓子の中でも人気の高いフォンダンショコラ。材料も少なく、混ぜるだけで簡単に作れるのでおうちのデザートにもぴったりです。
手作りスイーツの魅力は何といっても出来たてを食べられること。冷たいアイスをのせて、中のチョコレートソースと混ぜて召し上がれ。
チョコレートをホワイトチョコレートやストロベリーチョコレートに替えて作っても美味しいですよ。
たっぷりの紅茶を用意して、おうちで素敵なティータイムをお楽しみください。