紅茶を楽しむならアイスティー!種類別美味しい作り方
紅茶といえばホットティーが思い浮かびますが、暑い季節には氷をたっぷり入れた「アイスティー」がおすすめです。
今回の記事では、様々なアイスティーの作り方とともに美味しいアイスティーの作り方や注意点などをご紹介します。
「夏場にゴクゴク飲みたい」「アイスティーの美味しい作り方を知りたい」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。
アイスティーの特徴
アイスティーは紅茶に氷を入れて冷たくした飲み物です。アイスティーはホットティーに比べて紅茶の香りや着香されているフレーバーが引き立ちやすく、香りを楽しみたい人にもぴったり!
冷たくてゴクゴク飲めるので、夏場の水分補給としても重宝してくれそうです。
また、アイスティーは作り置きができるため、飲みたいときに冷蔵庫からさっと取り出せるのも嬉しいですね。
ただし、熱い紅茶を冷ます過程の中で、紅茶の水色が濁ってしまうこともあります。濁りのない美しい水色をキープするためには、以下の作り方を参考にしてみてください。
美味しいアイスティーの作り方
一口にアイスティーと言っても、様々な作り方があります。
ここでは、数種類の作り方を解説!それぞれに美味しく作るコツや注意点をまとめてみたいと思います。ぜひ作ってみてください!
オンザロック方式
オンザロック方式は、熱湯で濃い紅茶を作り、それをたっぷりの氷で薄めながら冷やす方法です。
この方法では熱湯により茶葉の味わいや風味をしっかりと抽出できるのが特徴的!
「キャンディー」「ディンブラ」など、タンニンの含有量が少なく苦味が弱い茶葉を使用するとクリームダウン現象の予防につながり、見た目も美しいアイスティーに仕上がるでしょう。
クリームダウン現象について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
「美味しいアイスティーを淹れよう!クリームダウンを防ぐには?」
オンザロック方式の作り方
材料(1カップ分)
- ティーバッグ 2個
- 熱湯 200ml
- 氷 適量
作り方
- 耐熱カップにティーバッグと熱湯を注ぎ、数分蒸らして濃いめの紅茶液を作る。
- ティーバッグを取り除き、カップの中に氷をたっぷり入れて一気に冷やして完成。
- お好みでメープルシロップやはちみつ・ミルクなどを加えてもOK。
ダブルクーリング方式
オンザロック方式は「ホットティーを作り氷でキンキンに冷たくして飲む」というシンプルな作り方ですが、ダブルクーリング方式は「冷たくしすぎない」のが特徴です。
ホットティーを氷で冷やすところまでは同じ作り方ですが、ダブルクーリング方式では紅茶液がぬるくなったら氷を取り出します。
紅茶を冷やしすぎないことで半日程度常温で保存できるようになるため、作り置きしておきたい場合にぴったり!飲みたいときに氷を入れてキンキンに冷やせば、美味しいアイスティーの完成です。
ダブルクーリング方式の作り方
材料(5〜6カップ分)
- ティーバッグ 10個
- 熱湯 1L
- 氷 適量
作り方
- 鍋にティーバッグと熱湯を注ぎ、数分蒸らして濃いめの紅茶液を作る。
- ティーバッグを取り除き、鍋の中に氷をたっぷり入れて粗熱が取れる程度に冷やす(冷やしすぎ注意)
- 素早く氷を取り出し、容器に入れてそのまま常温で半日程度保存可能。飲みたいときに氷を入れて冷やして飲む。
※保存は常温で!冷蔵庫に入れてしまうとクリームダウン現象の発生につながります。
水差し方式
水差し方法はオンザロックやダブルクーリング方式などとは異なり、熱湯を使用しません。
水の中に茶葉を入れてゆっくりと紅茶成分を抽出するため、クリームダウン現象が発生しにくく透き通った美しい紅茶に仕上げられるのも大きな特徴です。
水差し紅茶に使用する茶葉は、できるだけ「水差し(水出し)専用」のものを使いましょう。水差し専用の茶葉は殺菌加工がなされているため、熱湯を使用しない作り方でも安心して楽しむことができます。
最近では「トロピカルフレーバー」「ピーチフレーバー」など、様々な香りや味わいを楽しめる水差し専用紅茶が販売されていますので、ぜひチェックしてみてください。
また、水を加えるだけですぐに美味しいアイスティーを作れる「紅茶ポーション」もおすすめです。以下の記事をチェックしてみてください。
「【紅茶ポーション】おすすめは?アールグレイやアレンジレシピを紹介!」
水差し方式の作り方
材料(3〜4人分)
- ティーバッグ 1個
- 水 500ml
- 氷 適量
作り方
- 容器に水と茶葉を入れ、冷蔵庫で数時間放置して完成。
※使用する茶葉や水の量は、使用する水差し紅茶の種類によって異なります。作る前にメーカー記載の分量を確認してください。
美味しいアイスティー紅茶を作ろう!
自分1人で気軽にアイスティーを楽しみたなら「オンザロック方式」、作り置きしたり一気にたくさんのアイスティーを作りたいなら「ダブルクーリング方式」、水色美しくまろやかなアイスティーを楽しみたいなら「水差し方式」など、好みやシーンに合わせた作り方を取りれてみてくださいね!