パイナップルとレモングラスのココナッツケーキ

暦の上では秋ですが、一年で一番気温が高い8月。夏休みやお盆休みの長期休暇があり、花火大会や夏祭りなど季節のイベントや行事が楽しみな月でもあります。

そんな8月は、暑い季節を思いっきり味わう南国フルーツとlinkteaのハーブティーを使った贅沢スイーツはいかがでしょうか?

芳醇で甘酸っぱいパイナップルとエキゾチックな香りのココナッツを合わせた簡単ベイクケーキをご紹介します。

たくさんの人が集まる機会の多い8月に、おもてなしのスイーツとしてもおすすめですよ。

 

夏の果物の王様!パイナップルとは

パイナップルは常緑多年草で、果実の形が松かさ(松ぼっくり)味がりんごに似ていることから「パインpineアップルapple」という名前がついたといわれています。

原産国はブラジルで、15世紀末ヨーロッパ人が新大陸に降り立った時にはすでに大陸各地で栽培されていました。

日本に伝来したのは江戸時代末期で、その後気候の合う沖縄などの地域で作られるようになりました。

ちなみに私たちが食べている部分は果肉ではなく、花枝の先端(花托)が肥大したものです。パイナップルの果肉は表面のかたいうろこ状の皮なので食べることができません。

 

パイナップルの種類

世界中で栽培されているパイナップルですが、食用の品種だけでなんと200種類以上もあります。

それぞれに特徴がありますが、特にスーパーで見かけるパイナップルをいくつかご紹介します。

▼ゴールドパイン

デルモンテが独自改良した品種。通年スーパーに並んでいるパイナップルのひとつ。

▼スナックパイン

果肉を手でちぎって食べることができる。酸味が少なくて芯の部分も柔らかく甘みもある。

▼ピーチパイン(正名:ソフトタッチ)

沖縄で栽培されている品種。甘みが強く、果肉が白っぽくて甘い香りがすることからピーチパインまたはミルクパインとも呼ばれている。

▼サマーゴールド

こちらも沖縄で栽培されている品種。ジューシーで酸味が少なく、上品な味が特徴。

 

爽やかな味わいのハーブティーlinkteaレモングラス

商品がリニューアルされlinkteaに新しく仲間入りした紅茶やハーブティーがたくさんあります。その中で、今回スイーツに使用したのが「レモングラス」です。

レモングラスはススキのような長い葉っぱで、レモンの様な香りのするハーブです。飲み物以外に、東南アジアではよく料理に風味づけに使用されたりしています。

linkteaのレモングラスは、ネパール産のレモングラスにレモンマートルを加えてよりレモン感を感じられるブレンドになっています。

また同じ柑橘系のみかんピールとローズマリーを加えることで、レモングラス特有の青草感をなくし、爽やかで上品な大人の味わいに仕上がっています。

レモン風味のすっきりとした味わいは、暑い季節のアイスティーにもおすすめです。

 

南国の味!パイナップルとレモングラスのココナッツケーキ:レシピ

フレッシュなパイナップルをコンポートにして、ギュッと味を濃縮!しっとりとしたバターケーキ生地にたっぷりとlinkteaのレモングラスを加えて、ジューシーに焼き上げました。

レモングラスの爽やかな風味とローズマリーが香り、この季節にぴったりのおすすめスイーツです。

材料

[直径5㎝ベイクカップ7個分]

  • 無塩バター/60g
  • 砂糖/50g
  • 卵/1個
  • 薄力粉/75g
  • ベーキングパウダー/1g
  • linkteaレモングラス/ティーバッグ1袋
  • 牛乳/大さじ1
  • ココナッツファイン/20g

▼パイナップルのコンポート

  • パイナップル/正味300g
  • 砂糖/100g
  • レモン汁/大さじ1

 

作り方

  1. パイナップルのコンポートを作る。パイナップルを1㎝角にカットして手鍋に入れる。砂糖、レモン汁を加え全体を混ぜて、10分ほどおく。
  2. 中火にかけて木べらで混ぜる。途中アクが出たらすくって、10分ほど煮る。ボウルに移してさます。
  3. バターは電子レンジにかけて溶かしバターにしておく。粉類は合わせてふるっておく。レモングラスはティーバッグから出してミルで細かく粉砕する。
  4. 大きなボウルに卵を割り入れほぐす。ハンドミキサーで混ぜ、砂糖を2~3回に分けて加える。白っぽくもったりしてきたらスイッチを切る。
  5. 常温の溶かしバターを加えてホイッパーで全体を混ぜる。粉砕したレモングラスを加える。粉類をふるいにかけながら加え、ゴムベラで切るように混ぜる。牛乳を加えて生地全体につやがでるまでしっかりと混ぜ合わせる。
  6. ベイクカップに生地を等分し、上にシロップをきったパイナップルのコンポートをたっぷりのせ、ココナッツファインをちらす。
  7. 175℃に予熱したオーブンにいれて、20~25分ほど焼成する。焼き上がったらコンポートのシロップを表面にはけで塗る。ケーキクーラーなどにのせて冷ます。

 

POINT

  • パイナップルは軽くコンポートした方が、味や香りも濃くなります。残ったらヨーグルトやトーストにのせて食べても美味しいです。
  • linkteaの紅茶を使う場合は、アールグレイやセカンドフラッシュがおすすめです。
  • 焼き立てよりも一日たった方が生地がしっとりします。冷蔵庫で冷やして食べても美味しいです。
  • お好みでホイップクリームやサワークリームを添えても。
  • 直径15㎝の丸型1台でも焼けます。

 

8月の旬の果物×紅茶

パイナップル以外にも、8月が旬の美味しい果物はたくさんあります。紅茶と合わせたおすすめレシピやアレンジティーをご紹介しますので、ぜひこの時期に試してみてくださいね。

ネクタリン

ネクタリンはスモモに似ていますが、バラ科モモ属に分類され桃の一種。表面に産毛がなく、甘酸っぱいしっかりした果肉感が特徴です。

香りが良いので、ゼリーにしたりタルトで焼きこんでも美味しいフルーツです。今までの紅茶レシピのフルーツをネクタリンに替えて色々作ってみてください。

ラズベリー

一般的に輸入品が多いですが、国産のラズベリーは初夏から晩夏の頃スーパーなどに出回ります。

ベリー類と紅茶はとても相性が良く見た目も可愛らしいので、ラズベリーのフルーツティーはいかがでしょうか?

アイスティーを炭酸で割ったスパークリングティーもおすすめです。

マンゴー

南国フルーツの代表マンゴーは、タイやフィリピンなどのアジアでよく食べられています。

日本の宮崎県で栽培されている高級ブランド「太陽のタマゴ」は、一度は食べてみたい逸品ですね。

芳醇な香りと濃厚な甘さのマンゴーは、ミルクティーに合わせるとフルーティーさが際立ちます。

角切りマンゴーを甘いアイスミルクティーに合わせて、デザートティーにしても美味しいです。

 

夏の暑さを吹きとばす!爽やか焼き菓子でティーブレイク

日本の夏は湿度も高く厳しい日が続きますが、そんな時こそ旬のフルーツの力です。

パイナップルにはクエン酸が多く含まれており、疲労回復効果やエネルギー代謝を活発にする働きがあります。

その他にも日焼けを予防するビタミンCやビタミンB1などのミネラルも豊富なので、まさにこの時期にぴったりのフルーツですね。夏バテ気味の方は特におすすめです。

旬のパイナップルとレモングラスのハーブで、夏の美味しいスイーツにチャレンジしてみませんか?