ブランマンジェ

なめらかな口溶けとアーモンドの風味が広がるフランスの冷たいデザート「ブランマンジェ」。

レストランのデザートなどに出てくるイメージですが、シンプルな材料なので家庭でも手軽に作ることができるスイーツです。

今回は牛乳の代わりにアーモンドミルクをつかった、よりお手軽&簡単なレシピをご紹介します。温かい紅茶と一緒にティータイムにいかがですか。

 

アーモンドの風味が香る本格ブランマンジェ:レシピ

アーモンドミルクはスーパーやコンビニなどでも手に入るようになってきましたね。通常のレシピのようにアーモンドスライスやダイスを使わないので作り方も簡単!

型に流して冷やせばおうちで本格ブランマンジェが楽しめます。お好みでジャムやフルーツソースを添えて召し上がれ。

材料

[デザートカップ5個分]

所要時間:15分(冷やす時間は省く)

  • アーモンドミルク(無糖)/300cc
  • 生クリーム/100cc
  • グラニュー糖/60g
  • 粉ゼラチン/5g
  • 水(ゼラチンをふやかす用)30/cc
  • アーモンドエッセンス(あれば)/適宜

作り方

  1. 水に粉ゼラチンをふりいれてふやかしておく。
  2. 手鍋にアーモンドミルク、グラニュー糖を加えて中火にかける。ゴムベラで混ぜながら、グラニュー糖がとけたら火を止めて①を加える(沸騰させないこと)。生クリームを加えて、全体を静かに混ぜ合わせる。
  3. ②をボウルに移し、氷水のボウルに当てながらゆっくりと混ぜながら冷やす(ここであればアーモンドエッセンスを2滴ほど加える)。全体にとろみがついて冷えたら型に流して冷蔵庫に入れ、2時間以上しっかり冷やし固める。

POINT

  • アーモンドミルクは沸騰させないように気を付けます。鍋肌がふつふつとしてきたら火を止めてください。
  • 全体にとろみがつくまで氷水ボウルをあてて冷やしましょう。熱いまま型に流して冷蔵庫で冷やすと2層に分離してしまうことがあります。
  • 生クリームの代わりに牛乳を使ってもOK。さっぱりとした口当たりのブランマンジェになります。
  • 型から取り出すときは、ぬるま湯をいれたボウルの中に型を浸してからひっくり返すときれいに出せます。

 

ブランマンジェに合うlinkteaおすすめ紅茶3選

ブランマンジェのような冷たいスイーツには、温かい紅茶がよく合います。アーモンドと生クリームの濃厚な味わいにピッタリなlinkteaのおすすめ紅茶を3選ご紹介します。

 

ストロベリーティー

上質な夏摘み茶葉をベースにハイビスカス、ローズヒップ、フリーズドライストロベリーをブレンドしたlinktea人気のフレーバーティー。

甘酸っぱいイチゴの香りと風味が優しく広がり、ローズヒップの酸味が後味をすっきりさせてくれます。ブランマンジェはベリー系との相性が良いので、こちらの組み合わせもピッタリです。

 

カモミールティー

カモミールティーといえば、寝る前のリラックスハーブティーとしても人気ですね。

linkteaのカモミールティーは、ネパール産のカモミールにレモングラス、アップルピール、ブラックペッパーを加えたオリジナルブレンドです。

カモミールとブランマンジェどちらも優しい味わいでお互いの美味しさを引き立てあいます。

 

秋摘み紅茶

クオリティーシーズンの中でも、熟成された味わいと甘みが感じられる秋摘み紅茶。

程よい渋みとコクがあり、芳醇な香りが広がります。

秋摘み紅茶はミルクとの相性も良いので、ブランマンジェのような乳製品を使ったお菓子との相性もぴったりです。

ブランマンジェが濃厚なので、秋摘み紅茶はストレートで召し上がるのがおすすめです。

 

ブランマンジェってどんなお菓子?

ブランマンジェはアーモンドの香りが特徴的な、牛乳プリンのようなミルキーで口どけの良いフランスのデザートです。

基本材料はアーモンドダイス、牛乳、生クリーム、砂糖、ゼラチンで作られており、アーモンドダイスを牛乳で煮出して香りをうつしたものを冷やし固めます。

発祥については諸説ありますが、中東でアーモンドパウダーと砂糖を使って作られたいたものが始まりといわれており、7世紀ごろにヨーロッパに伝わったといわれています。

ブランマンジェの名前は古いフランス語で「ブラン=白い」「マンジェ=食べ物」という意味で、その見た目から由来しています。

 

ブランマンジェとパンナコッタの違いについて

ブランマンジェによく似たお菓子でパンナコッタがありますが、この2つの違いをご存じでしょうか?

そもそもブランマンジェはフランス菓子、パンナコッタはイタリア菓子に分類されていますが、材料も作り方もそっくりです。

大きな違いは、ブランマンジェはアーモンドの風味が特徴的でふるふるの柔らかい食感。一方、パンナコッタは生クリームを煮詰めてゼラチンでしっかり固めているのでぷりんとした食感が特徴的です。

とはいえ最近では、アーモンドやアーモンドミルクを使わなくてもブランマンジェとされるレシピや、パンナコッタも牛乳の方が生クリームより多いレシピも多くあります。

基本材料は一緒なので、風味や食感、濃厚さなど好みで選んでみるのもいいですね。

 

紅茶にぴったりなデザートでフランス流ティータイム

材料を混ぜて冷やし固めるブランマンジェは、手軽に作っておけるのでおもてなしや食後のデザートにもぴったりなスイーツです。

アーモンドの香りがふわっと香り、牛乳と生クリームの濃厚な味わいが口の中に広がります。お好みでアングレーズソースやフルーツを添えても美味しいです。

温かい紅茶と一緒に、ぜひお試しください。