【グレープフルーツと紅茶のシトラスゼリー】さっぱりひんやりデザート
グレープフルーツは一年中スーパーに出回っていますが、実は5月が旬のフルーツです。さっぱりした柑橘と紅茶はとても相性がよく、紅茶のフレーバーでも人気がありますよね。
今回はさわやかなグレープフルーツとアールグレイを使ったひんやりデザートをご紹介します。
簡単に作れて見た目もおしゃれなので、おもてなしにもぴったりです。ぜひこの季節に作ってみてください。
グレープフルーツと紅茶のシトラスゼリー:レシピ
紅茶とグレープフルーツの2層のゼリーを作ります。色合いのコントラストが美しく見た目も涼しげです。
デザートグラスで作ったり、大きな容器に作って取り分けてもいいですね。冷蔵庫で冷やしておけばいつでも食べられるので、おもてなしや食後のデザートにもぴったりです。
材料
3個分:所要時間/約30分(冷やし固める時間は除く)
■紅茶ゼリー
- linkteaアールグレイティー/ティーバッグ2個
- 水/300cc
- グラニュー糖/30g
- 粉ゼラチン/5g
-
ゼラチンをふやかす水/25cc
■グレープフルーツゼリー
- グレープフルーツ/1個
- 水/300cc
- グラニュー糖/45g
- 粉ゼラチン/5g
- ゼラチンをふやかす水/25cc
- レモン果汁/5cc
作り方
■紅茶ゼリーをつくる
- ゼラチンをふやかす水に粉ゼラチンをふり入れふやかしておく。
- 手鍋に水を入れ沸騰させる。沸騰したらティーバッグを入れ、火を止め蓋をして2分ほど蒸らす。
- ティーバッグを取り出し、グラニュー糖をいれて混ぜ溶かす。ふやかしたゼラチンを加えてよく混ぜ紅茶液をこす。お好みの容器の半分くらいのところまで紅茶液を流し、冷蔵庫で2時間以上冷やし固める。
■グレープフルーツゼリーをつくる
- ゼラチンをふやかす水に粉ゼラチンをふり入れふやかしておく。
- グレープフルーツは皮を剥き房から出して、食べやすい大きさにカットする。
- 手鍋に水とグラニュー糖、レモン果汁を入れ煮溶かす。(グラニュー糖が溶けるくらいの温度でOK)ふやかしたゼラチンを加えて混ぜ溶かす。一度濾してカットしたグレープフルーツを加える。
- バットに流して冷蔵庫で冷やし固める。固まったらスプーン等で崩してざっくりとクラッシュさせる。
- 固まった紅茶ゼリーの上にのせて出来上がり。
POINT
- ホワイトグレープフルーツの他に、ルビーグレープフルーツや河内晩柑(かわちばんかん)などの柑橘で作っても美味しいです。
- ゼリー液のゼラチンが溶け切らない場合は、再度火にかけて沸騰しないように気をつけ加熱し完全に溶かしてください。
- 紅茶液を流したらしっかりと冷やし固めてください。紅茶ゼリーが固まる前にグレープフルーツゼリーをのせてしまうと混ざり合ってきれいな2層にならないことがあります。
このデザートに合うおすすめ紅茶はこれ
さっぱりひんやりデザートに合わせるならこの紅茶がおすすめ!linkteaから3つご紹介します。
アールグレイティー
紅茶ゼリーにも使用したアールグレイは、柑橘の爽やかな香りが漂う人気のフレーバ-ティーです。
アールグレイは香料が強いものもありますが、linkteaのアールグレイは良質な天然香料にレモングラスやレモンピールを加えた上品なフレーバーなので、アールグレイを飲みなれない方にもおすすめです。
アールグレイを使ったお菓子に合わせると、味わいに統一感が生まれます。
ミントルイボスティー
さっぱり爽快な飲み心地のミントルイボスティーは、柑橘系デザートとの組み合わせにおすすめの銘柄です。
クセの少ないグリーンルイボスをベースにネパール産ペパーミントと桑の葉をブレンドしており、ホットはもちろんアイスティーにしても美味しくお召し上がりいただけます。
ノンカフェインなので安心して飲めるのも嬉しいですね。
秋摘み紅茶
柑橘系のデザートには渋みが強い紅茶はあまりお勧めしません。柑橘の酸味が紅茶特有の渋みを強く感じさせることがあるからです。
秋摘み紅茶は3つのクオリティーシーズンの中でもまろやかでコクのある味わいと渋みも少ないため、ブラックティーの中で選ぶならおすすめの組み合わせです。
お好みでミルクを加えても美味しいです。
グレープフルーツの栄養素と効果
爽やかな香りとほろ苦さが魅力的なグレープフルーツですが、栄養が豊富なだけでなくからだに嬉しい効果もたくさんあります。ここではグレープフルーツについて詳しく解説します。
グレープフルーツってどんなフルーツ?
グレープフルーツはミカン科ミカン属グレープフルーツ種の柑橘類です。1750年代に西インド諸島のバルバドスで発見され、オレンジとブンタンが自然交配して生まれたといわれています。
グレープフルーツというとアメリカのイメージがありますが、アメリカに渡ったのは1830年頃でフロリダやカリフォルニアなど現在の主な生産地としても有名です。
日本には大正時代に伝わりましたが、日本の気候が栽培に適さなかったことから普及せず、のちの輸入自由化によって一般家庭でも気軽に食べられるようになりました。
グレープフルーツの旬はいつ?
グレープフルーツの主な生産国はアメリカや南アフリカで、それぞれ旬の時期が異なります。
アメリカは4〜6頃、南アフリカでは6〜10月頃が旬となります。ちなみに現在は日本の温かな地域でも栽培されていて、国産のグレープフルーツは4〜6月頃に旬を迎えます。
様々な品種や生産地域によって旬の時期が異なるため、一年を通して美味しいグレープフルーツが世界中に流通しています。
グレープフルーツの嬉しい効果・効能について
グレープフルーツの特徴といえば独特の苦みですが、この苦味成分はポリフェノールの一種で「ナリンギン」といいます。
ナリンギンには食欲の抑制や体内の脂肪分解を促進する効果があるといわれており、ダイエット中の方にもおすすめです。また、強い抗酸化作用によって生活習慣病の予防や老化予防の効果も期待できます。
爽快な酸味にはビタミンCやクエン酸が多く含まれ、風邪予防や疲労回復効果にも効果的といわれています。
グレープフルーツは他のフルーツに比べてカロリーが低く、丸ごと1個食べても100kcal前後です。果糖の量も低めなので、おやつや間食にも最適なフルーツですね。
ビタミン補給や食物繊維など女性に嬉しい栄養素がたくさんつまっています。
ひんやり紅茶デザートで初夏の紅茶時間を楽しもう
気候が温かくなってくると、のど越しの良いさっぱりしたデザートが食べたくなります。今回ご紹介したグレープフルーツと紅茶のシトラスゼリーはまさにぴったりなスイーツです。
香り高い紅茶と組み合わせて、爽やかな初夏のティータイムにもおすすめなので、ぜひ一度お試しください。